2017/02/05

雪上訓練:伊吹山

雪上訓練:伊吹山

〇 山行日  :  2017年 2月5日(日)

〇 目 的  :  アイゼン、ピッケルを使う雪上歩行訓練

〇 山 域  :  伊吹山系; 伊吹山

〇 メンバー :  Y里syun、A田、М岡、雅  4名

〇 交通手段 :  車両 М岡車

〇 天 気  :  雨 後 曇り

〇 装 備  :  アイゼン、ピッケル(最近の言い方では英語で、クランポンとアイスアックス)、 雪山日帰り基本装備

〇 一人当たり経費 : 2000円

〇 行動: 6:50 八条口集合発=米原IC=8:25 上野三ノ宮神社前駐車場(500円)、9:00 出発…一合目から雪上…10:40 三合目東屋 アイゼン装着<20分>…11:25 五合目…11:50 六合目避難小屋 昼休憩<50分>、小屋上斜面にて雪訓<90分>、14:10 小屋発…14:50 三合目でアイゼン外す…16:00 駐車場着、16:35 “いぶき薬草湯”(モンベル割引550円)=18:50 八条口解散

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 経験を重ねて来ると、新たな興味が生まれ意欲が湧き出て体が突き動かされる。その延長で新たな道具を手に入れ、そして使いたくなる。極自然な流れである。
 山遊びでは、様々な道具がある中でもアイゼンとピッケルを使う場面というのは、それまでの場面とは一線を画すと言える。雪と氷と岩の急斜面への門を叩いたのである。
 それらの使い方は習熟が必要であり、基本動作のしつこい繰り返しによってのみ体に染み付く。
 経験の第一歩を、一日の長である先輩が補助できるこの幸せ。

 syunリーダーの発声で雪訓の舞台を伊吹山斜面に求めたが、天気は80%の降水確率。 しかし、リーダー曰く 「雨で訓練をやめる訳にはいかない。 ただし、頂上にこだわらず雪訓に的を絞り込む」。 果たして、歩き出す前からしっかりと雨に降られた。
 syunリーダーを差し置いて、少しかかなりか口を出さしていただいた。雪上歩行はまずは靴でしっかり歩く事。“雪だ!滑るぞ!アイゼンだ!”ではない。まず、冬用登山靴のソールを最大限に利用して、靴で雪質を感じる。
 三合目でアイゼンを装着する。靴歩きとの違いを感じる。最初は残念ながら、足枷をさせられた囚人のような感覚になったかもしれない。慣れるしかない。
 六合目避難小屋に着き、靴を脱いで板間に上がりお腹の中から暖を摂る。登高はここまでで、本番の訓練を小屋上の斜面で行う。標高ほぼ1000m。小屋の外に出ると、何と!!雨はピタッと止み、足元にパノラマが広がった。やはり来るべきである。
     ・アイゼンの足運び、・ピッケルの持ち方、使い方、・斜面の登下降、・方向転換、・滑落停止動作
 雪面の斜度が不充分だったので、道具の効果が100%発揮された訳ではなかった。雪質もグズグズで合羽もグッショリ濡れた。滑落停止動作の大きなアクションで訓練を締め括った。 いつもとは違う筋肉を使って、さてどこに痛みが出るか楽しみである。
 短い時間ながら、出来得ることはしたと思う。惜しむらくは訓練生が少なかった事。一人でも多く、新しい世界の扉を叩いていただきたいものだ。       ( 雅  記 )



【初雪訓を受けて】
 今年、初めてのワカン練習に続き第二弾は10本爪アイゼン&ピッケル!昔から雪が好き。雪が降りつもった朝は今でも興奮するほど。目に見える景色をすべて同じ色に染めてしまう雪。
登山を始めた時もいつか雪山を歩くことが私の夢だった。今年は雪が降りそうな気配を感じて、まだ何の予定もないのに道具だけを揃えてしまった。それを知ったY里リーダーが早速雪山訓練を計画してくれた。
 当日はあいにくの雨だったけれど、雪のない一合目を登るときはこの先の雪を期待して気分は好調!足取りも軽い。二合目から世界が雪景色に変わった。気持ちはさらに興奮、だけど急に足取りが重くなった。思ったように歩けない。登っては滑る、踏み抜く、冬靴が重い。緩斜面でさえ思うように一歩がでない。夏に登った時はあっという間だった三合目の小屋が遠い。
 ようやく三合目に到着。ここでアイゼン装着して5合目の小屋を目指す。これで、少しはまともに歩けるようになるかもと期待して歩き出す。さすがアイゼン!雪にしっかり歯がたってすべらなくなった。しかし、重い。今度はアイゼンの重みで足が思うように運べない。足枷をはめて雪山を登っている感覚。想像した以上に上手く歩けない自分にイライラしてしまう。お腹もすいてきて、のども渇いた。雨が手袋の中まで入ってきて指先も冷たい。
 小屋で空腹を満たして、着替えると少し気分が明るくなった。そして外に出ると雨が上がって、琵琶湖までくっきりと見渡せる。ここからはアトラクションタイム!滑落停止訓練。滑りやすい斜面を探して座る、足はキュン!胸にアイゼンを抱えて勢いよく体を滑らせる。とても楽しい、雪まみれになりながらピッケルを斜面に打ち込むが止まらない、その反動でさらに転がる、またピッケルを雪に打ち込むが止まらない、三転、四転しながらようやく止まる。いつもお尻から滑落するとは限らないので、頭を下にして頭から転げ落ちてみる、さすがに怖い。滑って滑落停止訓練をしてはまた登る。この繰り返しの練習。時間がきたので滑落停止訓練は終了。
 山頂を仰ぎみると、ガスに包まれて見えない。ここは標高約1000メートル地点。山頂まであと標高差377メートル。いつか積雪期の伊吹山山頂に立ちたいと思った。そのためには、まずしっかりつぼ足&アイゼンで歩けるようにならなければならない。新たな課題ができた。そのためにできることを日頃の山行の中で習得していきたいと思った。   (Mおか記)
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